100年後のラブレター 最終回

次の日

太陽の日明が差し込む、清々しい朝がきた。

「おはよう。」
目が痛い。その時、
「これ楓に、拓也くんからの手紙が来たんですって…」
なんて…??
「これよ!!」
えっ………もしかして、お婆ちゃんの言ってた

100年後のラブレター

………なの??
「ありがとう。」
私は、早速部屋で手紙を読んでみた。
そこには、


スキだよ。


そう書いて、あるだけで他に何も書いてない。
「拓也…」
開いていた、窓から風の音と共に、拓也が帰ってきたような、
暖かい感じが全身に来た。
「私も大好きだよ。」
そう言った、私の事など気にもしないように、
太陽の光がギラギラと差し込む。
まぶしくて、目を一瞬つぶった。